ウェブサイト用証明書
ウェブサイトのなりすましを防止するための電子証明書です。
候補者・議員・政党が運営する公式サイトのウェブサイトに電子証明書を設定することで専用シールを掲出できます。
専用シールをサイト上に掲出することで、閲覧者が「候補者・議員・政党が運営する公式サイト」であることを一目で確認することができます。専用のシールをクリックすることで、証明書の内容が表示されます。
電子メール用証明書
電子メールの送信者なりすましを防止するための電子証明書です。
候補者・議員・政党が送信する電子メールの電子署名を行うことができます。
電子署名を付与することで、受信者は「候補者・議員・政党から配信された電子メール」であることを確認できます。
電子メールに表示されるリボンマークをクリックすることで、証明書の内容が表示されます。
なりすまし防止とは?
〜どのように公式サイトを認証して電子証明書を発行しているのか〜
電子証明書は、実社会の運転免許証を想像すると理解しやすいです。運転免許証は、本人確認が可能な都道府県が発行する公文書です。一方、認証局の審査を受けて発行された電子証明書は、電子の世界で持ち主の情報を証明することができます。
では、認証局はどのようにして候補者・議員・政党を認証して電子証明書を発行しているか見てみましょう。
1. 公式サイトのURL(コモンネーム)の使用権者・組織の確認
[確認のための方法] ドメイン名使用許諾書など
2. 使用権者・組織の公的実在性確認
[確認のための方法] 登記簿謄本など
3. 使用権者・組織と申請者の同一性の確認
[確認のための方法] 電話など
候補者・議員・政党からの電子証明書発行申し込みを受け取った認証局は、公的書類や電話、第三者データベースの情報などを使用して、申し込み内容に相違ないか認証し電子証明書を発行します。
発行された電子証明書をウェブサイトにインストールすることで、ウェブサイトは公式サイトとして専用シールを貼ることができるようになります。