公式サイトの貼ってある専用シールをクリックするとウェブサイトの運営者情報が確認できますが、これはウェブサーバにインストールされている電子証明書の内容の一部を見やすく表示しているものです。
電子証明書を直接見ることでより詳細な情報を確認することができます。
- Internet Exploror9をご利用の場合
- Firefoxをご利用の場合
- Chromeをご利用の場合
- Androidをご利用の場合
ここまで解説した、電子証明書を直接見る方法での公式サイトの確認方法は少し難しいですようね。
難しい確認方法を補うために公式サイト専用シールはあります。
まずは、専用シールをクリック、さらに電子証明書を確認して詳細を確認しましょう。
公式サイトであることの証である専用シールは、認証システムを使って表示されています。
その認証システムにより、ウェブサイト用証明書がインストールされていないウェブサイトでは正しい専用シールが表示されることはありません。
しかし、専用シールの画像を作成し掲載するなど、不正を行う余地は残りますが、専用シールをクリックした後に表示される電子証明書を不正に作成することはできません。
そのため、パート1でご紹介した電子証明書の確認方法で詳細を確認すると偽造防止につながります。
電子証明書は、実社会のパスポートを想像すると理解しやすいです。パスポートは本人認証が可能な、政府が発行する身分証明書です。
いっぽう、認証局の審査を受けて発行された電子証明書は、電子の世界で持ち主の情報を証明する身分証明書となります。
では、認証局はどのようにして候補者・国会議員・政党を認証して電子証明書を発行しているかを見てみましょう。
候補者・議員・政党からの電子証明書発行申し込みを受け取った認証局は、公的書類や電話、第三者データベースの情報などを使用して、申し込み内容に相違ないか認証し電子証明書を発行します。
発行された電子証明書をウェブサイトにインストールすることで、ウェブサイトは公式サイトとして専用シールを貼ることができるようになります。